mission:私たちが抱く社会的課題
全国の小中学校における不登校児童生徒の数は、353,970人。12年連続で増加し過去最多を更新しました(2024年度文部科学省統計)。
ここに高等学校を加えると、その数はさらに69,000人増えます。
また、小中高生の自殺は1年間で527件報告されています。これらは非常に辛く悲しい数字です。
子どもが自由に居られる場所の数が減少している現代社会においては、学校に行かない/行けないことが、日常的な生活拠点を失うことに直結し、自分の存在意義さえも肯定的にとらえることが難しくなってしまうのです。
いま、困っている子ども達がたくさんいます。
昨今の教育現場は多忙を極めています。
多くの教員は一人ひとりの子どもと向き合おうとするものの、教科指導や学級運営、校務分掌の掛け持ちなど業務負担が肥大化・常態化し、その時間を十分に確保することができません。
それに加えて、関わっている子どもが学習や生活の困難を訴え、サポートが必要になった場合の継続的な対応を担うことは、教員の多忙化をより加速させ、心の健康を損なうことにも繋がる可能性があります。
公立学校で精神疾患により休職した教職員数は7,087人にのぼり、学校現場も深刻な状況に置かれているのです(2024年文部科学省統計)。
「核家族化」、「地域社会の喪失」が進み、子育てに関する親の責任が重要視されるようになっています。
子育ては基本的に個(家族)が担うもの、と考える「子育ての私事化」は、子どものあらゆる特性に対して、「親の責任」がついてまわります。
また、子どもが不登校状態にある場合、親は就労や生活リズムなどを変えなければならず、経済的・心理的負担を丸ごと背負うことになります。
実際に、不登校の子どもを持つ保護者の4人に1人が離職・休職を決断しており、そのほとんどが母親です。
のしかかる悩みや不安、葛藤を抱えた保護者の思いを受け止める場が求められているのです。
vision:私たちが思い描く社会のかたち
・子ども達自身が日々の学びや生活を計画し、自己実現を積み重ねていく。
・公教育が担う役割の範囲を見直し、社会全体で子どもの成長を支える。
・保護者が子育ての悩みやニーズをオープンに話すことができる。
concept:edit your life
editには、時間割やテストがありません。決められた時間はなく、自分自身で予定や計画を組み立てながら過ごします。
そして、「先生」がいません。子ども達は、自分と向き合い、学びたい事を探ります。誰にどうやって教えてもらおうか?その応えは、「まちなか」にあります。
さらに、学年や学級がありません。ひとりでどんどん進めてもいいし、仲間を集めて話し合い、協力してもいいでしょう。
editは「時間・空間・仲間」それぞれの垣根を取りはらった、新しいかたちの学校です。
自分の人生は自分で編集(edit)する、そんな思いを込めました。
strength:私たちにできること
サドベリースクールeditでは、子どもの好奇心を満たしてくれる「まちなかの先輩」を募集しています。
ぜひご登録いただき、子ども達が社会に繰り出しやすい土壌を作るお手伝いをお願いします。
また、editを拠点に地域社会へ飛び出していくだけではなく、大人も子どもも気軽に立ち寄れる地域の拠点でありたいと考えています。
そこで、さまざまな方が立ち寄って本を読んだり交流したりできる"私設図書館"を設置しました。
地域の皆さんのお気に入りの本が置かれた「自分の本棚」が集まって作られる「まちの図書館」です。
ご自分の本棚を置きたい「本棚オーナーさん」を随時募集しています。
※月額2,000円でご自分の本棚を設置できます。本棚オーナー料金は、editに通う子ども達の活動に使わせていただきます。
2025年4月OPEN!!
サドベリースクールeditは
「垣根のない、学びと場」を実現させた
”まちなか”で学ぶ学校です。
<入学対象>
- 令和8年度 小学1年生~高校3年生
- 約10名
- 月曜・水曜・金曜 9:00~13:00