2025年4月OPEN!!
那珂市にある
”まちなか”で学ぶ学校。
- 令和7年度 小学1年生~高校3年生
- 自分らしく学び育つことができる居場所を探している人
- 学校での勉強のペースが自分にとって速すぎたり遅すぎたりして授業になじめない人
- 学校生活や友だちとの関係に「ズレ」を感じて困っている人
- 約10名
- 月曜・水曜・金曜 9:00~13:00
※祝日や長期休み、年末年始(12月29日~翌年1月3日)を除く
※毎回10時から運営ミーティングを行います(自由参加)
concept:結ぶ(むすぶ)-互いに関係を創ること-
「垣根のない、学びと場」を
editには、時間割やテストがありません。決められた時間はなく、自分自身で予定や計画を組み立てながら過ごします。そして、「先生」がいません。子ども達は、自分と向き合い、学びたい事を探ります。誰にどうやって教えてもらおうか?その応えは、「まちなか」にあります。さらに、学年や学級がありません。ひとりでどんどん進めてもいいし、仲間を集めて話し合い、協力してもいいでしょう。
editは「時間・空間・仲間」それぞれの垣根を取りはらった、新しいかたちの学校です。自分の人生は自分で編集(edit)する、そんな思いを込めました。

mission:緒(いとぐち)-ものごとのはじまり-
私たちが抱く社会的課題
困っている子どもの増加
不登校児童生徒の数は、34万人を超え年々増加の一途をたどっています(2023年度統計)。また、小中高生の自殺は年間300件以上報告されています。これらは非常に辛く悲しい数字です。子どもが自由に居られる場所の数が減少している現代社会においては、学校に行かない/行けないことが、日常的な生活拠点を失うことに直結し、自分の存在意義さえも肯定的にとらえることが難しくなってしまうのです。いま、困っている子ども達がたくさんいます。
教員の多忙化・学校教育の肥大化
昨今の教育現場は多忙を極めています。多くの教員は一人ひとりの子どもと向き合おうとするものの、教科指導や学級運営、校務分掌の掛け持ちなど業務負担が肥大化・常態化し、その時間を十分に確保することができません。それに加えて、関わっている子どもが学習や生活の困難を訴え、サポートが必要になった場合の継続的な対応を担うことは、教員の多忙化をより加速させ、心の健康を損なうことにも繋がります。
子育ての私事化
核家族化、地域社会の喪失が進み、子育てに対しての親の責任が重要視されるようになってきています。子育ては基本的に個(家族)が担うもの、と考える「子育ての私事化」は、子どものあらゆる特性に対して、「親の責任」がついてまわります。また、子どもが不登校状態にある場合、親は就労や生活リズムなどを変えなければならず、経済的・心理的負担を負うことになります。不登校の子どもを持つ保護者の4人に1人が離職・休職を決断しており、そのほとんどが母親です。のしかかる悩みや不安、葛藤を抱えた保護者の思いを受け止める場が必要です。

vision:紡ぐ(つむぐ)-様々なものをより合わせて1つのものを創り出す-
私たちが思い描く社会のかたち
・子ども達自身が日々の学びや生活を計画し、自己実現を積み重ねていく。
・公教育が担う役割の範囲を見直し、社会全体で子どもの成長を支える。
・保護者が子育ての悩みやニーズをオープンに話すことができる。
サドベリースクールeditが目指す”垣根のない、学びと場”の実現は、子どもや大人が幸せに暮らす社会のかたちです。
